病院情報の公表

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2016年9月29日 更新

平成28年度より病院情報の公表を開始いたしました。
平成27年4月1日から平成28年3月31日までに当院を退院された患者さまのデータを集計し、各指標を公表することにより、市民の皆さまに当院の特徴や医療機関の現状を知っていただくことを目的としています。
※「医療機関のホームページの内容の適切なあり方に関する指針(医療機関ホームページガイドライン)」に基づき公表しています。
※患者数・症例数は延べ数であり、10未満については-(ハイフン)で表示しています。

1)年齢階級別退院患者数

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当院の退院患者さまの年齢層を示す指標です。
最も多いのが70歳代の方で、全体のおよそ28%を占めています。次いで80歳代が25%、60歳代が18%となっています。
山口県の高齢化率は非常に高く、平成27年度の内閣府発表では全国4位となっていますが、当院でもその傾向をみることができます。
 

年齢区分 0 ~ 10 ~ 20 ~ 30 ~ 40 ~ 50 ~ 60 ~ 70 ~ 80 ~ 90 ~
患者数 432 143 97 155 275 485 1,173 1,804 1,644 330

2)診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)

診断群分類とは、患者さまの病気や病状を処置などの内容に応じて分類したものを指し、その総数は約3,000種類にもなります。これを診療科ごとに分けることによって、当院の各診療科でどのような病気や症状をお持ちの方が多いのか知ることができます。
※当院では、今年度からこの診断群分類による評価を導入いたしましたので、来年度からの公表を予定しています。

3)初発の5大癌のUICC病期分類別ならびに再発患者数

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UICC病期分類とは、がんの進行度を判定する基準として国際的に活用されている国際対がん連合(UICC)採用のがんの分類方法を指します。
当院では、大腸がんの患者数が最も多く、次いで肺がん、胃がん、乳がん、肝がんとなります。
※患者数・症例数は延べ数であり、10未満については-(ハイフン)で表示しています。
 

5大癌 StageⅠ StageⅡ StageⅢ StageⅣ 不明 再発 病期分類基準 版数
胃癌 22 10 - 30 17 21 1 7
大腸癌 13 19 42 107 - 98 1 6,7
乳癌 19 11 - - - - 1 7
肺癌 42 - 22 63 12 44 1 7
肝癌 - - - - - 16 1 7

4)成人市中肺炎の重症度別患者数等

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成人市中肺炎とは、病院外で日常生活をしていた成人(20歳以上)に発症する肺胞(はいほう:空気がたまるところ)の急性炎症です。
一般的に、高齢者の方ほど重症度が高くなりやすく、在院日数も伸びる傾向にありますが、当院でも同様の傾向がみられます。
 

重症度 患者数 平均在院日数 平均年齢
重症度0 25 9.04 53.64
重症度1 66 14.00 78.59
重症度2 60 15.30 82.77
重症度3 21 18.48 88.48
重症度4 - - -
重症度5 - - -
不明 - - -

5)脳梗塞のICD10別患者数等

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ICD10とは、死因や疾病の国際的な統計基準として、世界保健機関(WHO) によって公表された分類のことです。
当院の脳梗塞症例で、患者数が最も多い循環器系の脳梗塞(I63)においては、89%(144名中128名)の患者さまが発症から3日以内に治療が開始されており、今後も早期発見・早期治療につとめてまいりたいと思います。
 

ICD10傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内 10 5.80 81.30 20.00
一過性脳虚血発作及び関連症候群 その他 - - - -
脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 3日以内 - - - -
脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 その他 - - - -
脳梗塞 3日以内 128 22.81 77.57 52.78
脳梗塞 その他 16 20.56 73.56 6.94

6)診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)

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診療科別の手術別患者数上位3位までの症例に関する情報を公表しております。(患者数が10名未満の症例、診療科は除く)
症例数の多い診療科は、整形外科、次いで循環器内科、消化器内科となっております。

 

腎臓内科
名称 患者数 平均術前
日数
平均術後
日数
転院率 平均年齢
経皮的シャント拡張術・血栓除去術 62 2.21 2.71 4.84 70.24
内シャント設置術 29 8.14 20.28 13.79 69.17

シャントとは、動脈と静脈の血管を結合させ、静脈にたくさんの血液が流れるように手術で直接つなぎあわせたものを意味します。 
当院で症例数が最も多い「経皮的シャント拡張術・血栓除去術」は、長い間使われたことで狭窄・閉塞したシャントの拡張・血栓除去を行う手術です。

 
循環器内科
名称 患者数 平均術前
日数
平均術後
日数
転院率 平均年齢
四肢の血管拡張術・血栓除去術 102 1.75 2.43 5.88 75.69
経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 91 1.66 4.00 3.30 71.57
経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) 24 0.04 15.54 25.00 65.13

 循環器内科では、カテーテル(直径2mm程度の細い管)などを用いて、詰まった血管を拡張したり、血栓除去を行っています。
当院の症例で特に多い「経皮的冠動脈ステント留置術」とは、血管内にステント(金属の管)を留置することで血流を改善する手術です。

 
消化器内科
名称 患者数 平均術前
日数
平均術後
日数
転院率 平均年齢
内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 124 0.33 1.65 1.61 69.52
内視鏡的消化管止血術 31 0.68 11.97 22.58 70.90
内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) 25 2.40 10.44 4.00 73.24

当院で症例数が最も多い「内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術」は、内視鏡の電気メスを用いてポリープや粘膜の除去を行います。
外科的な開腹を行わず、短期間の入院で済むということも特徴のひとつです。 

 
小児科
名称 患者数 平均術前
日数
平均術後
日数
転院率 平均年齢
鼓膜切開術 26 1.65 2.31 0.00 1.38

中耳炎になると、鼓膜の内側に膿などがたまり、痛みが出たり耳の聞こえが悪くなることがあります。
「鼓膜切開術」とは、鼓膜を切開し膿を抜き出すことで聞こえの改善をはかる手術です。

 
外科・消化器外科
名称 患者数 平均術前
日数
平均術後
日数
転院率 平均年齢
内視鏡的胆道ステント留置術 52 2.88 6.83 7.69 78.04
腹腔鏡下胆嚢摘出術 39 5.72 6.64 5.13 63.26
鼠径ヘルニア手術 31 1.32 3.55 0.00 69.39

癌などにより胆管が狭窄すると、胆管から十二指腸への胆汁の流れが滞り、重篤になる場合があります。
「胆道ステント」手術では、ステント(金属の管)を留置することで、胆汁が流れる経路を確保します。

 
脳神経外科
名称 患者数 平均術前
日数
平均術後
日数
転院率 平均年齢
慢性硬膜下血腫洗浄・除去術(穿頭)等 22 0.55 12.23 40.91 79.95
脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) 14 1.00 31.64 28.57 61.36
 
慢性硬膜下血腫とは硬膜下腔に血が溜まる病気で、外傷の他にも、高齢の方に多く見られる症例です。
「慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術」では、頭蓋骨に小さな穴を開け、血腫を取り除きます。

 
呼吸器外科
名称 患者数 平均術前
日数
平均術後
日数
転院率 平均年齢
胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) 18 4.28 12.44 0.00 71.67
胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除)) 13 4.00 5.54 0.00 34.00
胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(リンパ節郭清を伴わない)等 13 2.23 10.62 0.00 71.23

当院で最も症例数の多い「胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術」は、皮膚を切開し、ポート(筒のようなもの)から小型のカメラを胸腔内に入れて行う手術です。
このポートに特殊な手術用器具を挿入して、カメラを見ながら肺の悪性腫瘍の切除をします。

 
心臓血管外科
名称 患者数 平均術前
日数
平均術後
日数
転院率 平均年齢
大伏在静脈抜去術 49 1.06 1.39 0.00 69.04
冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺不使用)(2吻合以上) 14 8.00 22.07 7.14 74.00
ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) 14 5.14 15.21 14.29 81.00
 
「大伏在静脈抜去術」とは、弁不全を起こして緩んでしまった大伏在静脈(すねのあたりの静脈)を取り除く手術のことです。
入院日数も短く、当院の心臓血管外科では最も症例数の多い手術です。

 
整形外科
名称 患者数 平均術前
日数
平均術後
日数
転院率 平均年齢
人工関節置換術(肩)等 192 3.66 23.22 7.29 72.96
脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓形成) 104 4.77 19.01 31.73 72.68
骨折観血的手術(肩甲骨)等 90 3.73 21.63 81.11 81.56

「人工関節置換術」とは、加齢や骨折などにより変形した関節を、金属やセラミックの人工関節に入れ替えることで、痛みや歩行機能の改善を行う手術です。
当院では、特に肩や膝、股関節の人工関節置換術が最も多い症例となります。

 
泌尿器科
名称 患者数 平均術前
日数
平均術後
日数
転院率 平均年齢
膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの 34 1.97 7.06 0.00 73.21
経尿道的前立腺手術(その他) 12 5.08 11.67 0.00 75.08
 
当院で最も症例数の多い「膀胱悪性腫瘍手術」は、尿道から膀胱に内視鏡を入れて、電気メスで悪性腫瘍を取り除く手術です。
開腹手術よりも体の負担が少なく、手術から1週間程度で退院できるのも特徴のひとつです。

 
産婦人科
名称 患者数 平均術前
日数
平均術後
日数
転院率 平均年齢
子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 11 1.45 6.00 0.00 48.82
子宮全摘術 10 1.40 7.60 0.00 47.00

「子宮附属器腫瘍摘出術(両側)」とは、卵巣と卵管の腫瘍を同時に摘出する手術を指します。
当院の産婦人科では、これを腹腔鏡下で行う手術が最も多い症例となります。

 
眼科
名称 患者数 平均術前
日数
平均術後
日数
転院率 平均年齢
水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合・その他のもの) 65 0.98 7.77 1.54 75.14
 
主に加齢により目の水晶体が濁ってくる病気を、白内障といいます。
「水晶体再建術」は、その水晶体を人工レンズと入れ替えることで、目のかすみや見え方を改善します。

 
耳鼻咽喉科
名称 患者数 平均術前
日数
平均術後
日数
転院率 平均年齢
口蓋扁桃手術(摘出)等 19 1.16 6.32 0.00 24.95
鼓膜(排液、換気)チューブ挿入術 18 1.00 1.00 0.00 5.44
鼓室形成手術 15 1.53 13.40 0.00 54.07

扁桃腺が炎症を起こすと、発熱や喉の痛みといった症状が見られます。
「口蓋扁桃手術」では、炎症が慢性化した扁桃腺を取り除きます。

7)その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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当院における、DIC(播種性血管内凝固症候群)、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症について、それらが入院のきっかけとなった傷病か否かを区別し、その発生率を比較したものです。
手術・処置等の合併症(180040)の発生率が最も多い結果となっていますが、これらの発生を少しでも減らせるよう、チーム一丸となって取り組んでまいります。
 

DPC 入院契機 症例数 発生率
播種性血管内凝固症候群 同一 - -
播種性血管内凝固症候群 異なる 13 0.20
敗血症 同一 17 0.26
敗血症 異なる - -
その他の真菌感染症 同一 - -
その他の真菌感染症 異なる - -
手術・処置等の合併症 同一 91 1.39
手術・処置等の合併症 異なる 14 0.21

更新履歴

2016.09.29  機能評価係数Ⅱの保険診療指数における「病院情報の公表」を行いました。