理事長あいさつ

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2018年4月2日 更新

当院理事長からのごあいさつです。

理事長 田中 雅夫理事長 田中 雅夫

 市民病院が地方独立行政法人となって第二期の中期計画4年の半分が終わりました。

 健診センターの整備拡充、緩和ケア病棟開設、地域包括ケア病棟導入、感染症病棟・救急部・内視鏡室・「女性と子どもの病棟」の改築整備、地域医療支援病院承認、CTアンギオ装置導入などが済んで落ち着いての医療提供が出来ています。さらに本年度中には、予約が入りにくくなっているMRI装置の一台増設、昨年から増加した手術のために増えている手術室の時間外労働の軽減策として、手術室の一室追加稼働を予定しています。

 地域の先生方から患者さんを紹介していただく割合を示す「紹介率」が重視されてきましたが、2018年4月の診療報酬改定では、いよいよ400床以上の病院を紹介状なしで受診するには従来よりも高額の初診料が必要とされるようになりました。市民の方々に親しみを持っていただいているのは大変嬉しいことなのですが、市民病院のような総合病院には、かかりつけの先生が診察されて、より専門的な検査・治療が必要と判断された患者さんの診療にあたるという大きな役目があります。どこか具合が悪くなった方はまずお近くのかかりつけの先生を受診していただき、その判断を紹介状に書いていただいてから受診していただくようにお願いします。入院治療がひとまず済んで、主治医が書いた紹介状を持ってかかりつけの先生のもとへ戻られた患者さんは、カルテが市民病院に既にあっても次に受診されるときは再び紹介状がないと高額の初診料を払っていただくということになりました。
 これはかかりつけ医と総合病院の役割分担をしっかりするということで、総合病院の外来に患者さんが増え過ぎて長時間待ちになってしまうことへの対策の一環なのです。過重労働のため疲弊し切って辞めて行く傾向が強まっている病院の勤務医や、その診療を支えている多くの職種の人たちの労働軽減策でもあります。ただでさえ医療従事者の労働軽減は容易ではありません。どうか少しでも、考えを病院の勤務医を酷使するのではなく大事にする方が「長持ちする」という方向へ転換していただきますようにお願い致します。

 市民病院はこれからも、医療に携わる職員のためにやりがいのある働きやすい環境を整えながら、市民の皆さんの健康な生活を守るべく努力を続けて参ります。