2024年7月8日 更新
病理診断科の紹介
病気の適切な治療のためには、病気の正確な診断が不可欠です。患者さまの体から採取された臓器・組織・細胞を観察し、病気が何であるか、どのくらい進行しているかなどの判定を下すことを病理診断といいます。
病理診断は、患者さまの治療方針を決める重要な行為であることから、医師が行う「医行為」であることが明確に定義されており、医師でなければ行なうことはできません。病理診断を専門とする医師(病理医)は、病変から採取された組織や細胞から作製した顕微鏡標本を観察し、その細胞の配列や形態をもとに病理診断を行います。主治医は、病理医によって報告される病理診断結果を受け取って初めて適切な治療を開始できるのです。
当院では病理診断を病理専門医から直接聞くことができます。ご自身の病理標本の顕微鏡像をご覧いただきながら分かりやすくご説明します。病理専門医から説明を聞くと、病気に対する理解が深まり、治療に積極的になることが期待できます。病理診断科は完全予約制ですので受診するには予約が必要です。ご希望される場合は、主治医を通じてお申し込みください。
スタッフ紹介
安田 大成
病理診断科部長
【資格等】
日本病理学会 病理専門医
日本臨床細胞学会 細胞診専門医
半田 瑞樹
病理診断科医長
【資格等】
日本病理学会 病理専門医
日本肝臓学会 肝臓専門医
日本内科学会 認定内科医
業績集
病理診断科 年報
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