2025年4月1日 更新
看護部長あいさつ

超高齢社会へと突入し、社会状況はめまぐるしく、地域包括ケアシステムの構築が推進され、医療は「治す治療」から「治し、支える治療」へと変化してきました。
下関市の高齢化率は全国平均を上回る36%を超えており、当院でも平均在院日数の短縮や合併症を持つ入院患者さまの増加などにより医療の状況は一層複雑になってきました。また、感染症によるパンデミックも一旦落ち着き、現在は感染症と共存しながら生活していく時代へと移り変わりました。その中で当院は急性期病院として市民の皆さまに安全で質の高い最善の医療を提供する役割を担っています。
当院の目指す看護師像は以下の4つです。
- 市民病院の役割を理解し地域医療に貢献できる。
- 倫理観を持ち人として尊重し合える豊かな心で対応できる。
- 病院機能に応じた質の高い看護実践能力を身につける。
- 変化する社会のニーズに柔軟に対応できる。
また、患者さまにとっての最善の医療とケアを考え、看護部理念の「心のこもった安全で質の高い看護」が常に提供できるよう、専門性の向上と優しさを兼ね備えた人材育成に努めてまいります。