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放射線部

診療科・部門
2021年9月15日 更新
放射線部のご紹介です。

放射線部の紹介

放射線部の目標

医療事故ゼロを目指した、安心・安全・信頼の医療画像検査・治療を提供します。

Ⅰ:専門職としての知識・技術の研鑽に励み最良の医療画像提供を目指します。
Ⅱ:放射線の専門知識を生かし、安全管理・被ばく低減に努めます。
Ⅲ:接遇の向上に努めます。
Ⅳ:さらなる資質の向上を図り、他部門と連携してチーム医療の一員として貢献に努めます。

放射線部は診療放射線技師16名(内4名女性)・事務スタッフ4名(女性)の総勢20名が、多岐にわたる医療画像検査・治療に携わっています。
診療放射線技師は、高度先進医療に対応するため、多くの医療機器を用いて患者さま・医療従事者の放射線被ばくを管理しながら、最良で安心・安全・信頼の画像診断検査・透視下での治療・高精度な放射線治療を受けていただくため、一丸となって日々努力しています。また、装置が常に正常に稼働するように、整備・管理も行っています。
事務スタッフは、受付事務・検査室へのご案内や様々な裏方業務などで、陰ながら患者さまのために頑張っています。

検査内容

単純エックス線撮影

胸部、腹部、骨、乳房など、さまざまな部位を撮影します。当院の一般撮影はFPDを主に用いて検査を行っています。
FPD とはフラットパネルディテクタ(Flat Panel Detector)の略で、体を透過したX 線(エックス線)を、このFPDで受け取り、デジタル信号に変換することによって従来の装置(CR システム)と比べて、より低被ばくで高精細な写真を得ることができます。
全ての画像はデジタル化されていますので、院内に配置した高精細モニターで、検査終了後瞬時に撮影された画像は電子カルテを介して、各診察室・院内において参照可能です。


注意していただきたいこと

下記のようなものがある場合、画像診断の妨げの可能性がありますので、撮影部位によって取り外していただくか、脱いでいただくことになります。
検査着を用意していますのでお申し出ください。

  • 金属、プラスチックの入った肌着類(ブラジャー、キャミソールなど)
  • ボディースーツ類
  • 衣類のボタン、ファスナー、ベルトなど
  • 貴金属(ネックレス、ピアスなど)
  • メガネ、入れ歯
  • カイロ、エレキバン、湿布 など

乳房撮影

乳房撮影装置について

デジタルマンモグラフィ装置

2016(平成28)年5月から、FPD(フラットパネル)を搭載した最新のデジタルマンモグラフィ装置での検診・検査をはじめました。これにより低被ばくで解像度の高い画像が提供できるようになり、乳がんの早期発見に、より貢献できることと思います。
撮影方法は乳房を押さえて挟むため、多少の痛みを伴うことがありますが、重なりあった乳腺を薄く延ばすことで病変が見つけやすくなります。基本的に左右の乳房を上下方向と斜め方向の4回撮影します。検査時間は10分から15分程度です。
当院で導入された新しい装置では、さらに乳腺の奥行きの情報が分かる断層撮影(トモシンセシス)も行える機能を備えておりますので、より精密な検査が可能となりました。
また、当院には検診マンモグラフィ読影認定医師、検診マンモグラフィ認定診療放射線技師がおり精度の高い検査を追及しています。

しかしながら、高濃度乳腺の方はマンモグラフィだけでは判断しにくい場合があります。その際は超音波検査などをお勧めすることがあります。

乳がんは自己検診も大切です

乳がんは体の上から触って見つけることのできる、数少ないがんのひとつです。
生涯に乳がんを患う日本人女性は、現在、12人に1人といわれています。20代から早期発見のために月に一度、生理が始まって1週間後に、閉経後の人は毎月、日を決めてご自身でもチェックしてみましょう。また自己検診と並行して、40歳を迎えたら2年に一度、乳がん検診を受けることが国の指針で勧められています。
40才以上の方は、マンモグラフィを含めた検診を定期的に受けましょう。
もし気になることがありましたら、早目に乳腺外科外来を受診してください。

 

注意していただきたいこと

  • 乳房を圧迫する際に、力が入っているとうまく圧迫できません。痛みも強くなりますので、力を入れず、リラックスして検査を受けてください。
  • X線を使って撮影を行ないますので、ネックレス等は、撮影前に取り外してください。
  • ホルモンの関係で乳腺がはっていると撮影時に痛みが強くなりますので、生理の1週間~10日後に受けることをおすすめします。

透視検査

透視検査とは

透視検査はX線透視検査ともいいます。X線だけでは判断しにくい部分を検査するために、造影剤を注入したり、飲んでいただいてX線写真の撮影や、処置を行うために用いられます。
当院の透視装置の2室は平面検出器(FPD:Flat Panel Detector)搭載X線TV装置を用い、デジタル高画質で被ばくの少ない検査・治療を行っています。

注意していただきたいこと

X線を使って検査を行ないますので、撮影部位にある金属類、プラスチック類など、事前に取り除いていただき、検査着に着替えていただきます。また、検査前に食事の制限や薬の服用など、ご協力いただくことがあります。

CT検査

CT検査とは

CT

CTとは、Computed Tomography(コンピュータ断層撮影)の略語です。X線を利用して、人体の輪切りを画像にすることができます。最近のCTでは、息を止める時間を短くすることができ、それに伴い検査時間を短縮することができます。
当院の装置も、短時間で検査することができます。息を止めてもらう検査も、5秒~10秒ほどの息止めで検査可能となりました。また、撮影の方法によってはいろいろな角度の断面を見ることができます。

当院のCTは、心臓の検査も可能です。造影剤という薬(臓器や血管をよりわかりやすくする)を静脈から注射し、心臓の血管を描出して狭窄(狭くなっていないか)を見つけることができます。
造影剤を使用することにより、あらゆる血管の(脳・胸部・腹部・下肢血管・上肢血管)撮影が可能です。この検査においても、短時間で検査可能です。

また、X線によるひ曝を低減する機能も有していますので、安心して検査を受けていただくことができます。分からないことがあれば、CT担当者に質問してください。

予約時間通りにお呼びすることが困難な場合がございます。急患の患者さまを優先して撮影することがございます、何卒ご理解ください。
当院のCTは、2台で稼動しておりますので、その日、急に検査を施行することになっても、お待ちいただければ検査可能です。医師、または看護師にご相談ください。

MR検査

MRI検査とは

MRIとは、磁気共鳴断層画像診断装置(Magnetic Resonance Imaging)の略です。
原理:強い磁石の中に入り、電波を与えることにより体の中の水素原子が共鳴します。電波を止めると水素原子から微弱な電波が出ます。MRI検査は、この微弱な電波を使って画像を作る検査です。

MRIの特徴
GE社独自のIDEAL法をはじめとする種々の撮像法の実用化により、コントラストのよい高精細な画像を比較的短時間に提供できるようになりました。すでに定評のある、脳神経、骨関節領域の他に、MRアンギオ(脳血管・四肢血管が描出可能)、MRCP(造影剤を用いない胆管・膵管画像)、急性期脳梗塞の診断(拡散強調像、MRアンギオ)などの撮像法にも対応可能です。また、心電同期による心臓の撮影も可能になりました。神経線維の走行を明らかとする「MRトラクトグラフィー(神経線維画像)」も撮像可能です。

MRI検査を受けることができない方

(該当する方は、担当者に申し出てください)
 MRI検査では、強い磁場と電波を使うので、下記に該当する方は検査を受けることができません。
  • 心臓ペースメーカーを使用している方
  • 体内に電子電気部品を装着されている方

 下記事項に該当する方は、検査を受けることができない場合があります。

  • 脳動脈瘤の手術を受け金属クリップを入れている方
  • 金属製の人工心臓弁を入れている方
  • その他の金属を体内に入れている方
  • 妊娠している方
  • 閉所恐怖症の方

血管造影検査

血管造影検査とは

血管造影検査は、カテーテルという細い管を腕や太ももの付け根の血管から目的の血管まで管を挿入し、造影剤という血管をよく見るための薬を用いてX線撮影し、検査・治療します。
血管が狭くなったり、詰まったりしていないか、腫瘍を栄養している血管はどれかなど、血管が関与している疾患を詳しく調べ、必要があれば血管拡張術・血管塞栓術・血管から直接薬を入れる治療などをしていきます。

頭部血管造影
頭部の血管造影検査ではDSAという撮影を用います。DSAとは骨などの情報を消して血管だけを描出する手法です。これにより、脳の主幹動脈だけでなく、抹消の細い血管や静脈の情報も得られ、脳血管の精密検査や脳外科手術の際には欠かせない検査となっています。

腹部血管造影
腹部血管造影検査では、DSA撮影装置とCT(IVR-CT)装置を用い、肝臓をはじめとする腹部の臓器の検査を行います。IVR-CTを用いることで、DSA撮影だけでは判断しにくい腫瘍の質的診断や肝臓の血管の支配領域などより多くの情報を得ることができます。

核医学検査

核医学検査とは

核医学検査は、RI検査や、アイソトープ検査とも呼ばれ、ごく微量の放射性物質(RI:ラジオアイソトープ)を含む薬を用いて病気を診断する検査です。この微量の放射性薬剤が注射などにより体内に入ると、特定の臓器(骨や腫瘍など)に集まり、そこから放射線を発します。この放射線をガンマカメラ(シンチカメラ)と呼ばれる特別なカメラで体外から測定し、その分布を画像にします。これをシンチグラフィといいます。
この検査の特徴は、臓器の位置や大きさの他に「働き」が分かるというところです。X線検査や、CT検査などは主に臓器の形の異常をとらえるのに対して、核医学検査は臓器の働き(機能)をとらえることができます。そのため非常に鋭敏な検査であり、他の検査では分からない病気を見つけることもあります。苦痛も無く副作用も非常に少ない検査で、多くの病気の診断に利用されています。

診療用放射線の安全利用のための指針

医療法施行規則の一部改正に伴い、2020(令和2)年4月より、診療用放射線の利用に係る安全管理のための責任者を配置し、医療用放射線安全管理責任者は診療放射線の安全利用のための指針を制定することが必要となりました。
医療従事者と放射線診療を受ける者との間の情報の共有に関する基本方針に則り、当院における診療放射線の安全のための指針を下記に提示します。

業績集

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