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生体検査部門

診療科・部門
2023年5月9日 更新

生理検査では直接患者さまに接し、循環機能、呼吸機能、脳神経機能などの情報を、波形や画像に記録しています。
内容は、心電図・ホルター心電図・超音波(心臓、腹部、頚動脈、乳線、甲状腺、下肢動・静脈・関節)・脳波・ABI・末梢神経伝導速度などです。
着衣を脱いでいただくことがあるため、プライバシーの保護に配慮するように努めております。
とくに女性の被検者に安心してお受けいただけるよう、女性スタッフを中心に対応しております。

心電図

心電図

心臓から発生する僅かな電気的変動を記録します。
決して体に電気を流すわけではありません。
心臓疾患が疑われる場合、または、入院時や手術前に検査します。

24時間ホルター心電図

胸部に電極を付け手のひら大のレコーダーに接続して、心電図を24時間記録します。
安静時心電図ではとらえられない一過性の異常を見つけ出すのが目的です。
お風呂・シャワーは、我慢していただきますが、普段の生活は大丈夫です。
外来患者さまの場合は、機械を装着した翌日にはずしに来ていただきます。

マスター負荷試験

マスター負荷試験

二段の階段を数分間上り下りして、心臓に負担をかけ、心電図にどのような変化が現れるかを調べます。約15分かかります。

トレッドミルによる負荷心電図

トレッドミルによる負荷心電図

ベルトコンベアーに乗り、早歩きし、心臓に負担をかけ、運動の前、中、後で心電図、血圧の変化を調べます。約30分かかります。

呼吸機能検査

呼吸機能検査

肺の空気を出し入れする機能や、ガス交換の機能を調べます。
正確なデータを記録するために患者さまご本人の努力を必要とします。
呼吸器疾患が疑われる場合、または、全身麻酔をかける手術前に多く行われる検査です。約10分かかります。

睡眠時無呼吸簡易検査

鼻と指にセンサーを付け、主に睡眠中の呼吸の状態を調べます。
装置を当院よりお貸ししますので、ご自宅にて装着してもらいます。(難しくはありません)

終夜睡眠ポリグラフィー

睡眠時無呼吸簡易検査で、睡眠時無呼吸の可能性が高いと診断された時に行う検査です。 1泊入院していただき、頭や胸にベルトを巻き、鼻や指にセンサーを付けて睡眠していただきます。脳波・呼吸状態・動脈酸素飽和度・体位・心電図などを総合的に判定します。

脳波

  • 脳波検査
  • 脳波検査

脳細胞は、微弱な電気的刺激を出す事により情報のやりとりをしています。
約20個の電極を頭皮に付け、脳内部の電気的刺激を検出し記録します。仰向けで寝ていれば終わりますが、眼を開閉したり、光刺激(機械から光がチカチカ出ます)深呼吸をしたりします。
てんかん、脳腫瘍、脳損傷、脳血管障害などの診断にきわめて重要な検査です。
てんかんにおいては、投薬・経過観察にかかせません。約45分かかります。

ABI(足関節上腕血圧比)

ABI

動脈硬化の程度や、動脈の詰まり具合を調べます。
糖尿病の患者さま又は手足のしびれや痛み、動かしにくさなどを感じる時に行う検査です。
両手足の血圧、簡単な心電図、心音図を測ります。寝ているだけで終わります。約10分かかります。

SPP(皮膚灌流圧)

動脈硬化の程度や、動脈の詰まり具合を調べます。ABIより、より末梢の毛細血管での血流がどの程度あるかを評価します。
ベッドに仰向けで寝ていただいて、足先にレーザーセンサと血圧計のカフを巻きます。
検査は振動による影響を受けますので、多少お時間がかかります。(1ヶ所5~10分位かかります。)

末梢神経伝達速度

手足に微弱な電気を流し、末梢神経の反応をみる検査で、多少痛みを伴う場合もあります。
手足の指がしびれる、手に力が入らないなどの症状がある時に行う検査です。手根管症候群、糖尿病性神経障害などの疾患に有用です。検査内容にもよりますが、30~40分程かかります。

超音波

人間の耳に聞こえないほどの高い周波数の超音波を使って体の中を画像として映し出す検査です。
検査を行う部位にゼリーを塗りプローブと呼ばれる道具をあてて検査します。
患者さまにとって痛みや害が無い検査です。脱衣していただく場合がありますので、出来るだけ脱衣のしやすい服装でご来院ください。

心臓

超音波心臓検査

胸痛、息苦しい、心臓に雑音がある、心臓が大きい、心電図に異常があるなどの患者さまに行う検査です。超音波を利用して心臓の弁の形や動き、血行動態を観察します。
検査のための食事制限はありません。20分前後かかります

経食道心臓超音波

のどに麻酔をして、先端に超音波の送受信機がついた胃カメラのような細い管を飲み込んで、食道から心臓を観察する検査です。
骨や肺などに邪魔されないため、通常の心臓超音波検査では見えにくい場所やより詳細な観察ができます。主に、不整脈治療前の血栓や、弁膜症の評価に用いられます。
多少の苦痛(嘔吐がつくなど)を伴い、検査時間は患者さまの状態によりますが、30分程度を要します。 検査前4時間、検査終了後1時間程度絶食が必要です。

腹部

腹部超音波検査

検査の目的とする臓器は、胆嚢、肝臓、膵臓、腎臓、脾臓の五つの臓器が主です。
形の異常や、できもの(結石・良性腫瘍・悪性腫瘍など)を見つけるのに重要な検査です。
胆嚢を中心に見るときは基本絶食です。20分前後かかります。

甲状腺

頸の前側にある甲状腺という臓器について検査します。
形の異常や、腫瘍の有無について検査します。約10分かかります。

乳線

乳房にできる良性・悪性腫瘍などの有無を検査します。腋窩や鎖骨上下のリンパ節も観察しますので、上半身は脱衣していただきます。10分前後かかります。女性スタッフが検査します。

血管

頚動脈や腎動脈、両手足の動静脈などを検査します。動脈硬化、血管狭搾、血栓の有無を調べます。部位にもよりますが、10~30分かかります。

関節

手指・手首・肘・肩・股・膝・足首の関節の炎症の有無を検査します。関節リウマチの診断に有用です。30~40分かかります。

その他

身体のあちこちに出来るしこり(皮下腫瘤)についても検査します。

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