2021年10月19日 更新
退院支援部門(地域連携室後方支援)とは
下関市立市民病院は急性期病院のため、入院期間には限りがあります。
入院と同時に、医師や病棟看護師などと地域連携室(退院支援部門)が協働し、当院治療後のことを見据え、患者さまやご家族の気持ちを尊重しながら、共に医療や生活について考えていきます。
当部門は、病棟専任の入退院支援職員として看護師2名、医療ソーシャルワーカー6名、退院支援専従看護師2名、公認心理師1名、事務職員1名が在籍し、日々の業務に励んでいます。
退院支援部門(地域連携室後方支援)の役割
下記について、院内多職種と連携・協働して取り組んでいます。
1.在宅療養に向けた支援
- 入院中及び退院後の生活に関する相談
- 介護保険制度や福祉制度の説明
- 介護保険サービスや障害福祉サービス等の紹介や利用支援
- 居住系施設や介護施設への入所相談
- 医療費や生活費についての相談
- かかりつけ医、訪問看護師、ケアマネージャーなど地域の関係職種との連携・協働
2.転院調整
- 生活復帰や医療処置を継続するための転院先の相談
- 転院先への連絡、調整
3.心理的サポート
- 心理的なことについての相談
4.地域への取り組み
- 「顔の見える連携交流会」の企画
地域包括支援センター、居宅介護支援事業所、訪問看護ステーションの方々と院内多職種との交流・情報交換・勉強会