循環器内科

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2017年7月26日 更新

循環器内科の紹介

 当院では、循環器疾患に関しては24時間体勢で対応します。「循環器センター」として、心臓血管外科と共に患者の受け入れを強化しています。
 2017年4月から5名へ増員となり、緊急対応が常時可能となりました。現在、新患の患者様は毎日受け付けています。時間外の患者様でも、かかりつけの先生や、救急車からの連絡があればいつでも診察します。また、心臓血管外科も4名体制となり、当院の「循環器センター」はますます充実してきました。
 これからも、心臓カテーテル検査・治療、ペースメーカー植込術など、積極的に取り組んでまいります。胸の痛みや息苦しさ、動悸などが気になる方は、遠慮なくお越しください。当院では、下肢閉塞性動脈硬化症に関するカテーテル検査・治療も行っています。長く歩くと足が痛くなる様な症状がある場合も、当院を受診されてください。

スタッフ紹介

金子 武生

金子 武生

部長

【出身大学】
九州大学(1986年卒)
【資格、所属学会】
日本内科学会認定医、総合内科専門医、日本循環器学会専門医、医師臨床研修指導医

安田 潮人

安田 潮人

医長

【出身大学】
久留米大学(1999年卒)
【資格、所属学会】
日本内科学会認定内科医、日本循環器学会専門医、日本不整脈心電学会専門医

辛島 詠士

辛島 詠士

医長

【出身大学】
長崎大学(2000年卒)
【資格、所属学会】
医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、医師臨床研修指導医、
日本心臓リハビリテーション学会、Japan Endovascular Treatment Conference

與田 俊介

與田 俊介

医師

【出身大学】
熊本大学(2011年卒)
【資格、所属学会】
日本内科学会認定医、日本循環器学会、日本不整脈学会、
日本カテーテルインターベンション

梶山 渉太

梶山 渉太

医師

【出身大学】
九州大学(2014年卒)
【資格、所属学会】
日本内科学会、日本感染症学会、日本循環器学会

外来表

曜日
午前・午後 金子
興田
金子 安田 辛島 辛島
興田

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主な対象疾患

虚血性心疾患

 虚血性心疾患とは、大きく分けて狭心症と心筋梗塞があります。いずれも心臓を栄養する血管(冠動脈)が動脈硬化によって狭窄あるいは閉塞することが原因です。狭心症は血管が狭窄することによって、運動時に「胸が締め付けられるような痛み」を自覚し、心筋梗塞は血管が閉塞してしまい激烈な胸痛を起こします。
 これらの虚血性心疾患は、近年の日本人の食生活が欧米化したり不規則な生活習慣により増加傾向であり、日本の死因の第2位は心疾患となっています。この狭いあるいは閉塞した血管を治療するのが私たち循環器科の仕事です。

病院広報紙「まごころ」2013年秋号で、急性心筋梗塞の特集を掲載しました!

図1 治療前

図2 ステント留置

図3 治療後

 血管の中にカテーテルという細長い管を通し、詰まっている血管に小さな風船やステントという金網の管を留置することで広げます。また当院では高度な心臓血管の解析が行える64列CTも導入しており、外来で安全かつ低侵襲的に虚血性心疾患の診断ができます。

心臓CT画像

心臓CT画像

 当院では循環器科医師の増員に伴い、患者数、治療数も増加傾向です。胸痛などの症状でお困りでしたら、当科をお訪ねください。

治療件数治療件数


心不全

 心臓は、末梢の臓器が必要とする酸素量に応じて、血液を循環させるポンプの役割を担っています。心不全とは、その機能が様々な原因により破綻した病態のことです。息切れ・呼吸困難、咳、足のむくみ、体重の増加などの症状が出現します。
 原因には様々なものが挙げられます。大まかに分類すると、

  • 心臓の栄養血管の病気(冠動脈疾患)
  • 心臓の筋肉の病気(心筋症)
  • 心臓の弁が原因となる病気(弁膜症)
  • 不整脈、伝導障害による病気
  • 肺血管の病気
といったものが挙げられます。どのような原因から心不全が起こってきたのかを特定するのも、私たち循環器科の仕事です。

 心不全の病態は、以下に挙げた急性心不全と、慢性心不全の2つに分類されます。
  • 急性心不全の治療
     急性心筋梗塞、急性心筋炎、僧帽弁乳頭筋断裂などにより急激な心機能の低下により、血行動態が破綻し、突然症状が出現することを急性心不全といいます。全身状態や病状に合わせて、血管拡張薬、強心薬、利尿薬、酸素投与などを組み合わせて適宜調節しながら治療を進めていきます。場合によっては挿管して人工呼吸器を用います。原因疾患によっては、緊急カテーテル治療あるいは心臓血管外科による緊急手術が必要な事もあります。
  • 慢性心不全の治療
     慢性心不全とは、急性心不全から脱した状態です。慢性心不全では、降圧薬、心筋保護薬、利尿薬等の内服薬を続けることが大切です。また禁煙や塩分制限なども大切となってきます。原因となる疾患に対する治療も大切です。治療の継続が途絶えたり、もともとの原因となる疾患が増悪すると、徐々に血行動態が破綻し、急性心不全に準じた治療が必要となります。  

不整脈

 高齢化に伴い、不整脈の患者様は増加傾向にあります。様々な種類の不整脈がありますが、脳梗塞発症の危険性が高い不整脈として心房細動(粗動)というものがあります。現在、脳梗塞などのイベント抑制の為に抗凝固療法が推奨され、新しい薬も次々に出てきております。また「脈が非常に遅い」事によって心不全や高血圧、ひどい時には意識消失を起こす事があり、ペースメーカーの植込みを検討されることとなります。当院ではペースメーカー植込術も積極的に行っております。今まで無かった動悸を強く自覚されたような場合は、当院を受診してください。

閉塞性動脈硬化症

 下肢の動脈が慢性的に閉塞することにより、軽い場合には冷感、重症の場合には下肢の壊死にまで至ることがある病気です。数十~数百m歩くと、下肢の痛みのため立ち止まる、というような症状がある場合は、この病気が疑われます。
 当科では、この閉塞性動脈硬化症に対するカテーテル診断・治療を2011年より本格的に開始しました。なお、カテーテル治療が困難な症例であれば、従来どおり心臓血管外科にて血管バイパス術を行っております。

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循環器関連医療機器

  • アンギオ装置:2012年10月購入(TOSHIBA/Infinix Celeve-i INFX-8000V)
  • シンチグラフィー:2012年09月購入(GE Helthcare/Infinia)
  • 心臓超音波装置:2012年04月2台購入(GE Helthcare/Vivid S5)
  • 携帯型超音波装置:2012年04月購入(GE Helthcare/V-scan)
  • ホルター心電図:2012年04月3台購入(フクダ電子/FM-190) 
     

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研修環境

 当院は日本循環器学会研修施設です。当科に医師臨床研修指導医が2名おります。内科としては、毎週月曜日に内科カンファランスがあり、一般的な内科疾患に関しての症例検討・抄読会があります。患者様は様々な合併症を抱えて来院されます。個々の症例を熟慮し、適切な治療を施す為にも各科の専門科の意見を伺うのは非常に重要です。「循環器病センター」としては、毎週火曜日に循環器カンファランスがあります。循環器内科・心臓血管外科の医師だけでなく、看護師、放射線技師、臨床検査技師、臨床工学士と共に症例検討を行っております。また、肺高血圧症など全身疾患に伴う心血管疾患については、循環器内科、心臓血管外科、内科・リウマチ科の医師が活発に意見交換をしながら診断治療方針を検討しております。当科で循環器の各種症例に関する勉強、カテーテル手技の習熟が可能な事はもちろん、心臓外科手術の見学・体験できます。希望があれば心臓血管外科を回る事も可能です。これから循環器を目指される方であれば、手術をする側の考え方、手術を行う際に重要となるポイントを直に教えて頂ける機会があるというのは大変貴重です。

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業績集

循環器内科年報

平成28年業績集

学会・ライブ

1 )2016/02/19 JET2016(福岡)
   Poster presentation, Using the balloon-tipped occlusion catheter during hybrid revascularization for acute
   limb ischemia.
   Eiji Karashima
2 )2016/02/20 JET2016(福岡)
   Case presentation, Iliac vein compression syndrome after endovascular aneurysm repair of left iliac artery.
   Shohei Moriyama
3 )2016/02/20 JET2016(福岡)
   Peripheralists,be ambitious
   コメンテーター 辛島
4 )2016/03/05 YUDA LIVE Demonstration2016,
   Local Faculty 辛島
5 )2016/06/04  C-JET (岡山)
   症例提示 辛島 「カテーテル検査・治療に難渋した異所性副甲状腺機能亢進症の一例」
6 )2016/08/12
   Oben 9:00~10:30コメンテーター 辛島
7 )2016/10/20 CCT2016
  Case presentation, A case of iliac artery constriction treatment complicated by the severe calcification.
  Eiji Karashima
 

勉強会・ワークショップ

1 )2016/02/12 近江八幡医療センターPCI/EVT Live
  参加者:森山
2 )2016/05/20  第12回 心疾患研究会(for消化器開業医)
  講演:辛島
3 )2016/06/09 春日部中央病院 Epicプリセプター (BOSTON) 辛島
4 )2016/06/23  下関フットケア講演会(中外製薬)
  演者 辛島「足の為にカテーテル医ができること」
5 )2016/08/05  下関循環器カンファレンス(バイエル薬品)
  一般演題 演者:安田 「最近のカテーテルアブレーションに関する話題」
6 )2016/08/20 第6回 ボトムカンファレンス
  座長 辛島、参加 與田
7 )2016/09/08 下関血管内治療セミナー~PAD患者の肢を救うために~(Otsuka)
  講演 辛島 「診療報酬改定から見るPAD治療の現状と、臨床内科医がすべきこと」
8 )2016/09/16 EVT Technical Seminar(Terumo), 特別講演:藤原昌彦先生
  座長 辛島
9 )2016/09/24 市民公開講座「動脈硬化による足の痛み」
  講演 辛島
10)2016/10/28 Resolute Integrity Workshop (Medtronic), 済生会山口病院
  症例提示 辛島
11)2016/10/29-30 群馬高瀬クリニックCTOコース (Medtronic)
   参加者:與田
12)2016/11/10 EVT Workshop川崎大三先生、当院、(Kaneka)、
  Director:辛島
13)2016/11/16 下関整形外科カンファレンス ミニレクチャー
  演者:辛島「整形外科疾患とPADの鑑別」
14)2016/11/23 九州大学第一内科研究会 ケースレポート2016
  演者:與田
15)2016/11/30 OUTBACK Physician Training at ARIA、 (Cordis)、ホテルニューオータニ博多
  参加者:辛島
16)2016/12/16 福岡逓信病院PCI Workshop (Terumo)
   参加者:與田
17)2016/12/13-14 近森 EVT Live (Boston)、近森病院(高知県)
   Case presentation 辛島
 

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