がん診療の取り組み

　当院は、専門的ながん診療の実施や、地域の医療機関と連携した医療の提供を行う下関保健医療圏の中心的役割を担う病院として、平成18年8月から平成27年3月まで「地域がん診療拠点病院」として役割を果たしてきました。その後も、引き続きがん診療に取り組んでいます。

• 集学的治療の実施：手術、化学療法（抗がん剤治療）、放射線治療を組み合わせた治療の実施
• 診療ガイドラインに準ずる標準的治療の提供
• 適切な化学療法（抗がん剤治療）の実施
• 緩和ケアの提供
• 地域の医療機関への診療支援や連携

• がん患者、家族、医療機関等が相談できる患者相談窓口の設置
• 地域のがん医療の連携協力体制の情報の収集・提供
• セカンドオピニオンに関する相談
• がん患者の療養上の相談

・各種がんの解説
 各種のがんについて、がんが疑われたときから治療後の生活に至るまで、その時点で必要と思われる情報がわかりやすく解説されているページです。
※国立がん研究センター「がん情報サービス」ホームページへリンクします。

がん地域連携クリニカルパス（がん地域連携パス）とは、当院とかかりつけ医が共同でがん診療を行うための治療計画のことです。
当院は、がん地域連携パスを用いてかかりつけ医と共同でがんの診療を行います。

悪性腫瘍による痛みや、その他のいろいろな症状に苦しむ患者さまやご家族に対し、それらの症状を緩和できるよう支援を行っていく専門家チームです。
疼痛などの諸症状への対応 やインフォームド・コンセント後のサポート、 また、ご家族のサポート、療養先についての情報提供と連携等について専門的なご支援をいたします。
緩和ケア医療専門チームへのお問い合わせは、主治医、緩和ケア担当看護師、病棟師長へお尋ねください。

皆さまからのがんに関する疑問や不安、その他の様々なご相談をお伺いする「患者相談窓口」を設置しています。